山形が誇る、黒毛和牛肉の最高峰。

米沢牛

米沢牛の特徴

吾妻連峰、飯豊連峰、朝日連峰の高い山々に囲まれた米沢盆地。寒暖の差が厳しい盆地特有の気候と、最上川源流域の肥沃な土地は豊かな実りをもたらし、米沢牛に必要な大豆、麦、トウモロコシ等の良質の飼料とわらを供給してくれます。
みちのく山形が誇る黒毛和牛肉の最高峰、米沢牛は伝統の味わいと美味を併せ持つ類稀な牛肉です。その霜降りの決め細やかさはまさに口の中でとろけるようです。
特徴はなんといってもきめ細かい霜降りと脂の質の良さ。
一般の牛肉と違うのが脂質。ギトギト感がなく、くどくない脂は甘味があって、ほどよいコクがあります。霜降り牛のなかでも最高級を誇る肉は、この脂に秘密があるようです。
さらに一般的な牛より成長が遅いため、長く飼うことになり、その分肉質の味も違ってきます。米沢の気候と、生産者の丁寧な仕事がつくり出す最高級の牛肉です。

米沢牛の歴史

 明治4年に米沢藩は英国と条約を結び、上杉鷹山が開校した興譲館に横浜に居留中の貿易商、チャールズ・ヘンリー・ダラスを英語教師として招きました。
 当時米沢では四つ足の動物は食べないとされていましたが、故郷を懐かしんだダラスが一緒に連れてきたコックの万吉に山形の牛を調理させ食べたのが食用としての米沢牛の始まりです。その美味しさに驚いたダラスは任期を終え米沢を離れる際に、牛を1頭横浜に連れて帰りました。そして仲間たちに振舞ったところ大好評で、それがきっかけとなり米沢牛は全国に広まっていきました。

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