深い味わいとまろやかな脂質が魅力。

山形牛

山形牛の特徴

「味の山形牛」と称される山形牛は、最高ランク5の出現率が日本一とされています。
四季がはっきりしており、昼夜の寒暖の差も大きい自然条件の中では、じっくり、ゆっくり牛が育つため、肉質がきめ細やかで、サシの入りも非常に良い牛に仕上がります。
貴重なブランド和牛の米沢牛も、ルーツをたどれば山形牛です。維新時代に英国人により、偶然肉牛として横浜で紹介された山形牛の名は一気に全国へ広まりました。そして米沢牛、飯豊牛、西川牛、天童牛、東根牛等、山形県内各地に於いて作られていくこととなったのです。
山形牛の特長は、何と言ってもその味です。霜降りが細かく綺麗に入り、甘みがあります。口溶けがいいのは脂肪の溶ける温度、融点に関係します。いい肉ほど融点が低いと言われ、とろけるうまみを醸し出します。
またエサにおいても山形県独自の配合研究の成果により、肉質のさらなる向上を目指しています。

山形牛の定義

①山形県内において、最も長く肥育・育成された未経産および去勢の黒毛和種。
②公益社団法人日本食肉格付協会が定める肉質4等級以上のもの。
③山形県および各行政機関で実施する検査を通過すること。
牛は通常4つの胃で食べ物を消化しますが、水質の善し悪しがその活動に大きな影響を与えると言われており、いい水こそが、優れた肉質をつくりだす条件になります。 山形牛の旨さは、基準や規格といった言葉上の定義だけで生まれるものではなく、水や空気や飼料に加えて、その肥育環境も影響しています。

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