極上の品質。丹精込めた肉の芸術品。

松阪牛

松阪牛の特徴

全国から優秀な血統の子牛を導入し、松阪牛個体識別管理システムの対象地域で肥育された、未経産の黒毛和種の雌牛を『松阪牛』と呼んでいます。
その中でも典型的な松阪牛は但馬地方(兵庫県)より、生後7ヶ月〜8ヶ月ほどの選び抜いた子牛を導入し、約3年間、農家の手で1頭1頭手塩にかけ、稲わら、大麦、ふすま、大豆粕などを中心に与えながら肥育されます。特に、牛の食欲増進のために与えるビールや焼酎でのマッサージは有名です。
松阪牛は、優れた資質、行き届いた飼養管理によって日本一の肉牛として認められ、味のすばらしさは「肉の芸術品」として全国、世界から賞賛されています。
肉質は、霜降りがきめ細かく綺麗に入っていることはもちろん、柔らかく霜降りの脂肪分に甘味のある風味が特徴で、長期肥育のなかで厳選された飼料による行き届いた管理があってこそ生まれるものです。

松阪牛の飼育方法

①子牛は、主に生後7ヶ月〜8ヶ月の雌を導入します。
②一頭一頭を入念に管理し、清潔で快適に休めるように、敷き藁をこまめに入れ替えます。また、牛の血行を良くし皮下脂肪をまんべんなく付けるためにマッサージは大変な作業です。
③出荷する6ヶ月〜8か月前になると肥育末期の食い止まりを防止するためビールを与え、食欲増進を図ります。
また、毛並みをよくするために焼酎でのマッサージも行われています。

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